Visualizing Acoustic Waves

音の波形の可視化

SEW THE SOUNDでは、音を単なる音量の振れ幅としてではなく、 「時系列の振動」「周波数の密度」「物理的な衝撃」という3つの多角的なパラメーターへ分解・再構成し、 これら3つの波形を3色の糸で重ね合わせることで、圧倒的な密度とテクスチャを持つ刺繍へと仕上げます。

WAVE 01

Linspace Sampling

時間的な連続性
FLUCTUATION TRIGGER
~ 定常的な音の大きさ

TECHNICAL BACKGROUND

デジタル音声の膨大な点データから、一定の歩幅で値を抽出する。フィルタリングを介さない「生の波形」の断面を抽出する手法です。

CHARACTERISTICS

全体の「地」として機能し、滑らかな曲線や規則的なドット列を形成する基礎となります。

WAVE 02

Spectral Energy

密度と複雑さ
FLUCTUATION TRIGGER
::: 複雑な音色・ノイズ

TECHNICAL BACKGROUND

FFTを用いて音を周波数へと分解し、全帯域のエネルギー総量を算出。音の「派手さ」や「音色の濃さ」を数値化します。

CHARACTERISTICS

波形の「テクスチャ(質感)」を司り、密度に応じて線の太さや内部の緻密な模様を制御します。

WAVE 03

Peak Picking

音の勢い
FLUCTUATION TRIGGER
^ 打撃音・キック

TECHNICAL BACKGROUND

指定した時間窓内における極値のみを記録。小さな振動を無視し、音の「外形(エンベロープ)」を浮き彫りにします。

CHARACTERISTICS

人間の視覚が認識する「音量感」に近く、ドラムのキックなど瞬発的なエネルギーの描写に長けます。

LOGIC SYNTHESIS

3つの波形の重なり

解析された3つの波形は3色の刺繍糸として定義されます。これらが1つのキャンバス上で重なり、交差することで、圧倒的な密度とテクスチャを持つ唯一無二の刺繍へと物質化されます。

Skeleton (骨格)
Spirit (精神)
Body (肉体)
SEW THE SOUND